心が奏でる日記

Posted at 07/05/30 Comment(0)» Trackback(0)»

 実は、かなり最近まで音楽が嫌いだった。
 そもそも、「楽譜は読めない、楽器は弾けない、そのうえ音痴」と三拍子が揃っていたため、音楽を好きになるなんてこと、あるはずがないと思っていた。

 そんなボクが、音楽に触れ始めたのが高校2年生のときだったと思う。

 昔から「詩」を書くのが好きだったボクは、『その時』も自分の気持ちを詩にしていた。

 いつだって、心が涙を流すたび、ボクはその感情を「詩」という媒体に頼って表現していた。嬉しいとき、悲しいとき、楽しいとき、淋しいとき・・・。心が流す涙を拭うため、ボクは詩を書いた。

 だけど、『その時』はそれだけでは満たされなかった。

 いつもなら詩を書くことで、揺れ動く感情をコントロールして心を落ち着かせていたのに、『その時』の気持ちは言葉だけで表すことができなかった。何かが足りないって感じた。
 そして、いつしか心のメロディーを奏で出した。

 「言葉だけでは『気持ち』をあらわすことはできない。例えば、昨日の『好き』と今日の『好き』。言葉で書くなら同じ『好き』だけど、果たしてそれが同一な感情なのか?いや違う。ならば、その『言葉』に『メロディー』を載せよう。そうすれば、その『メロディー』のできた瞬間の気持ちはその『メロディー』自ら語ってくれる」

 それに気づいたボクは、以来詩と曲をあわせて書くようになった。それは、まるでまっさらなノートに綴る日記のように・・・。

 そう、はじまりは心が奏でる日記だったんだ。

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